【壮絶が生んだビジネスの天才】てんちむ『私、息してる?』読んだので書評書いてみた
2020/01/01作成
こんにちは。miyanokです。
まとまった時間が取れると読書って凄く捗る気がします。
miyanokはジャンルによりますが集中するば2~3時間で1冊読めます。
休みが不定期な仕事についていますが、娘の保育園が開いていないことや、
別れた旦那が娘の世話に遠路遥々北国にきて面会がてらに娘の世話を代わりにしてくれているおかげで
前々から読みたかった本をまとめて読むことが出来ました。
その中の一冊が、てんちむさんの『私、息してる?』です。
てんちむさんは、昔ギャル時代だった頃に世界仰天ニュースのゲストとして出演していた記憶が若干ありますが
YouTuberのゆきりぬさんとコラボしている動画を見たことをきっかけにチャンネル登録しました。
そして、『私、息してる?』の発売はたまたま見ていた動画で知り、時間があれば読みたいなと思っていました。
◆目次◆
- 私が『私、息してる?』を購入した訳
- てんちむさんとは?
- 『私、息してる?』ってどんな内容?
- どんなお仕事でも、肉体的、精神的苦痛を伴うことはあるので、楽なお仕事はない
- 選べないのではなく選べる立場の人間になれ
- 四六時中監視カメラ
- まとめ
私が『私、息してる?』を購入した訳
てんちむさんの動画が好きで見ていたのもありますが、
てんちむさんの何でも隠さず偽らず、そして飾らぬ姿勢がなんか胸にガツンと来て
”この人の人間性をもっと知りたい”
と思ったのが購入動機です。
なにせ、『私、息してる?』では、てんちむさんがかなり力を入れて自分の言葉で執筆した本だと言っていたので
ますます内容が気になりました。
てんちむさんとは?
1993年生まれ。
天才てれびくんMAXでレギュラーだった子役時代→人気ブロガー→ギャルモデル→Youtuberという経歴の持ち主。
ちなみにYoutubeのチャンネル登録者数は92万人とトップYoutuberの一人です。
『私、息してる?』ってどんな内容?
てんちむさんの生き様、闇深いコンプレックスとの葛藤が綴られているとmiyanokは感じました。
実際に、てんちむさんの
- 恋愛観
- 仕事観
- 家族を含む他社との関係性
- 上記を含んだ人生観
について、てんちむさんの心の内側が語られています。
この一冊から、一見きれいな容姿も、仕事で成功した生活も全てにおいて満たされているように思えるてんちむさんが
いつまでも満たされず、生きることに希望を捨てているのか、そうでないのか分からない心の内を語っています。
この本を読んで、てんちむさんは
人一倍傷つきやすいけども、人一倍強い
ってmiyanokは感じました。
どんなお仕事でも、肉体的、精神的苦痛を伴うことはあるので、楽なお仕事はない
ブログ、You Tubeでもコメントで叩かれていたてんちむさん。
自身をサンドバック状態と表現しています。
趣味もYoutubeも趣味で始めたのに、趣味で叩かれるって…
メンタル折れますよね。
ブログを書いていたギャル時代、容姿を自由にできる仕事で稼ぎたいという考えから
メンタルを削る選択肢を選んだそうです。
どんな仕事でも、全部自分の思い通りになるなんてことまず不可能です。
自分の好きなこと、かつ嫌なことが極力少ない仕事にできれば人生まずまずでは?
どんな仕事もてんちむさんが言うように何らかの苦痛が伴うでしょう。
しかし、苦痛が伴うということを理解しながら働くことができると
逃げぐせがなくなり、踏ん張って一歩突き抜けて頑張ることができるのではないでしょうか?
選べないのではなく選べる立場の人間になれ
19歳のてんちむさんは、映画の仕事でヌードになったことを後悔しています。
当時は、焦りから来る仕事拒まずの姿勢だったそうです。
そんな経験から、てんちむさんは仕事は恋と同じで盲目になり見えないものが出てくると語っています。
私にとっての最大の近道は自分の人間レベルを上げることです。
『私、息してる?』引用
成功への近道をまとめると
①人が求める存在になること
②目標・ゴールを立てること
③自分のした選択を正解にさせること
どんな仕事をするのでも、独りよがりでは誰にも相手にされません。
自分に何か実績であったり、人脈であったり何かしら自分といてメリットを感じてもらえる人間でなければチャンスは巡ってこないと言ってもいいでしょう。
このことを言語化出来ているてんちむさんは凄いなと感嘆するばかりです。
②は、当たり前かなと思う感じですが
③はとても深いです。
『自分のした選択を正解にさせること』
自分の選択と心中できるか?というレベルの話。
正直、miyanokは心中できるような選択するとしたら無難なことしか出来ないなって感じです。
miyanokの場合
小タイトルつけちゃうくらい語っちゃうんですが、
実例で、miyanokはインターネットを使ったビジネスに関して今のところなんにも実績なんてありません。
実績がない状態で、お金稼ぎたいからって言っていきなりYoutubeで顔晒して動画アップする覚悟はありません。
現状のペンネーム、顔出し不可、住んでる都道府県非公開で個人情報守りながらできる範囲の活動までしか、自分の選択後悔ないって言い切れません。
てんちむは実績も積んで自分自身をレベルアップして果敢に挑戦してほんと凄いです。
四六時中監視カメラ
世の中は他人に興味を持ちすぎていると思う。
マイナスな噂や評判すら信用させない人間に自分がなることが一番。
『私、息してる?』引用
miyanokもこれは本当に思います。
どの職場でも、今の職場でも人は他人の行動を意外と見ているんです。
ちょっとした雑談になると、
「あの人、休憩でもないのにサボってるいる」
「仕事中に喋ってばかりで腹立たしい」
「TPOを考えない服装をしている」
などなど、いろんなこと見てるし、不満を抱いているんです。
他人からのマイナスな評価や噂って自分に流れてきたら相当なストレスになりますよね。
だったら、てんちむさんが言うように監視カメラがついていると思って真っ当に生きていれば
そもそもマイナスな評価や噂なんて立たず、自分の心を守れます。
心すり減るより、真面目に生きていたほうがメンタル健康に過ごせるでしょう。
まとめ
記事を書いてて改めて思ったのが、
てんちむさんは自分の心を守るために、いろんな術を身に着けて来たんだなということ。
てんちむさんがどうして、こんなに自分を過小評価しているか、その反面ビジネスに成功しているかが伺い知れる一冊でした。
あえて言うなら、本のレイアウトが独特で読みづらさを感じる方がいるかもしれませんが、
自分に劣等感を強く抱いている方、
自分だけでなく、こんなにも成功している人ですら劣等感、コンプレックスのジレンマに悩んで自分を愛せずにいるんですよ!
勇気と自分だけではないんだという安心感をもらえる一冊です。